カタバミのダイコン
芝生の雑草抜きは順調に進みます。スポッと抜けるタチイヌノフグリやオランダミミナグサ、大きくなっても抜き易いイネ科たち。難易度に程度の差こそあれ、根元さえ分かれば草取りグッズでサクサクやっちゃいます。残るはカタバミだけです。抜きます。
カタバミ抜いたその根っこ。
なにこれ?
これどういうこと?
ダイコン?根っこなの?大収穫なんだけど?この透き通ったみずみずしさはナニ?
ということで、「カタバミ」で一括りしていたのを反省して、同定することにします。
結果4種類のカタバミが、アパートの芝生の中に生息していることが分かりました。
激しいダイコン化を引き起こすのは、ムラサキカタバミでした。このカタバミは、ユリ根のように細かく重なりあった球根(鱗茎)から茎を伸ばします。その球根が浮き上がらないようにするための根っこが、ダイコン…もとい牽引根(収縮根)という器官だそうです。確かに、ムラサキカタバミの鱗茎は、軽くポロポロしているので、しっかり牽引してくれないと、地上に浮き上がってしまいます。殲滅したい方としては、それが厄介で、せっかく抜いた鱗茎がポロポロと崩れて拡散していくサマを見るのです。(多弾頭ミサイルをソードフィッシュで仕留め損ねたスパイクの姿が浮かびます)
同定するのに使った図鑑
2001年版を使いました。2018年電子版が公開されているようです。
自然観察会に参加した気分になれる図鑑
スパイクの活躍はこちらSession #4ゲイトウェイ・シャッフル