青りんごの香りを求めて
タオルをカメムシ臭くされたので、カメムシが気になり、少しネット検索しました。すると「青りんごの香りのするカメムシ」がいるとのこと。そのキバラヘリカメムシは、マユミやニシキギに来るというので、早速近所の公園へ。すると、数本しかないニシキギに、ちゃんと居るではありませんか!幼虫が数匹だけでしたが、成虫より黄緑色が目立って、より青りんご感があります。落とさないようにカップレンズで捕獲し、暫し心を落ち着かせます。
ここからが勝負です。
自然愛好家や、生き物マニアの方々の評価は、対象を愛するあまり、良いように甘くなる気もします。私だって、過剰に植木を褒め称えることもします。なので、ネットの情報なんて半信半疑。ホントに青りんごなワケがない‥と、とりあえず棒で小突きます。が、臭わない。触覚をつまんでも、なんか臭うような臭わないような‥。と、逃げそうになったので、指でふれると‥
しました!青りんごの香りが!!!
背中を指の腹で触った方が、良く匂いを出したのです。もう、嬉しくって、嬉しくって、一緒にいた園児と小学生と、嗅ぎまくってヨロコビを分かち合いました。バッチリ、ハイチュウの青りんごの香りです。ママ友とハイチュウ好きな我が子には拒否されたのが残念です。
✳︎園児から「カメムシって刺さないの?」と聞かれました。同じカメムシ形態のサシガメは、刺されると痛いらしいので、むやみに触らない方がいいと言ってたおきました。